6日目です。今回の旅も折り返し地点です。ポルト終日滞在にしているので、ポルトを満喫します。
GRAHAM’Sのワイナリー
この日は昨日酒屋さんで紹介してもらったポートワイン「グラハム」のワイナリーへ行くことにしました。サンベント駅でタクシーを捕まえて、ワイナリーまで15分程度、10ユーロ程度でした。ワイナリーが集まるのはポルト市街からドウロ川を挟んだ対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアという街で、グラハムもここにあります。
9時からオープンとグラハムのWEBに書いてあったので、9時過ぎに入り、受付でワイナリーツアーの予約をお願いしたところ、運よくこの日最初の9時半の枠に空きがありました。1日数回枠があり、各枠15人までだそうです。平日だったので空いていたようですが、週末や繁忙期は予約しておいた方が安全かもしれません。
ツアーはいくつかオプションがあるのですが、折角なのでテイスティングできるプレミアムコースを選択しました。1人22ユーロ、子供は無料です。

時間になると、最初に受付の隣の部屋へ案内されて、ポートワインの成り立ちについて10分くらいの映像を見ました。次にガイドさんが登場してきて、説明の言語を聞かれました。たまたまなのか、参加者全員が英語圏の観光客だったので、ポルトガル語ではなく英語でガイドしてもらえました。ドウロ川の上流で葡萄を栽培し、川を利用して下流にあるポルトの街へ葡萄を運んでワイン作り、河口の港から大西洋経由で各国へワインを輸出し広がったのだそう。栽培醸造場、樽貯蔵庫、地下の貯蔵庫の順番に案内され説明を受けます。貯蔵庫はひんやりとしていて、芳醇なワインの香りが漂い、居心地の良い空間です。

大戦前のワインも 
樽に興味津々 
ワイン貯蔵庫
最後にテイスティングのスペースへ案内されます。ここでツアーは解散でした。ワインは右から年限が古い順に並んでいて、左から試飲することを勧められました。おつまみはなく別売りのため、チーズの盛り合わせを注文しました(10ユーロ程度)。カウンターでチーズを待っていると、ガイドさんが話しかけてきてくれました。アメリカに留学している学生の方でした。ポートワインが大好きなのだそう。自分も学生の時にこんな素敵なところでバイトをしたかったな。
テイスティングで用意されたワインの中で一番古いのはトゥニー赤20年。私たちが買った10年もありました。10年と20年の違いははっきりしていて、20年の方がコクのある甘さで美味しかった。当然値段も違っていて、10年の2倍のお値段でした。ここまで来たら20年も買っておいた方が良かったと少し後悔。海外旅行で少しでも気になったものがあったら、迷わずに買っておいた方が良いです。なかなかこれないし、日本で買うとすごく高いから。日本で買えるならまだマシで、買えないものだったりしたら帰国後も悶々とするものです。

お手軽なメニュー 
試飲ワイン1 
試飲ワイン2
テイスティングルームの出口にはお土産店があって、街の酒屋さんにもない多種のグラハムのワインが買えます。オリジナルのワインクーラーもカッコ良かったけど、スーツケースに入らないので断念しました。
昼食(Casa Dias)
グラハムのワイナリーは高台にあるので。帰りはドウロ川岸を目指して、坂道を下って歩いて帰りました。お腹が空いてきたので、川岸の通りでちょうど開店中のお店を見つけたので昼食を取りました。
口コミでは家族経営のポルトガル家庭料理のお店のようで、味も上々のようです。昼前だったので待ち時間なく、空いているテーブルへ案内してもらえました。赤ちゃんがいる若夫婦と祖母で切り盛りしていて、お母さんがウェイター、お父さんが調理、祖母が全体管理をしていました。地元のお客さんがお店夫婦の赤ちゃんをあやしていて、お母さんが他のお客さんの給仕をしているのを見て、なんだか微笑ましかったです。
さてさてオーダーしたのはランチセットのバカリャウのコロッケ定食とステーキ定食です。場所が良いのでポルトでやや高い10ユーロですが、ボリューム盛り沢山!
欧米のランチでライスが付いてくるのは珍しく、日本人には嬉しいです。コロッケは少し濃いめの味で、ライスが進みます。お肉は少し硬かったけど、肉厚でお肉を食べてる感が満たさました。お店の人は英語があまり話せないようでしたが、ニコニコしながらこちらを気にかけてくれて、人情味溢れる素敵なお店でした。

店内入口 
バカリャウコロッケ定食 
肉定食
ドウロ川クルーズ
お腹も満たされて、川岸をブラブラしていると、ドウロ川のクルーズに乗らないか誘われました。1時間のクルーズで、大人1人20ユーロを15ユーロに負けてくれたので、行ってみました。出発は船の停船場の方を指差されたので向かってみると、船がいっぱいあって、案内看板もなく、どれか分かりません。出発時刻が迫ってきたので、近くに泊まっていた大型クルーズ船の係の人に船の半券を見せて尋ねると、一緒に探してくれて、ギリギリ間に合いました。ポルトの人は本当に親切です。
思ったより小ぶりな船でしたが、意外にスピードを出してくれて、前半は上流へ向かい、後半は下流の大西洋へ注ぐ河口付近まで行ってくれました。海風が強く、河口へ向かう途中は向かい風で帽子が飛ばされそうになりますが、気持ちよかったです。
レロ・イ・イルマオン書店
クルーズを下船し、ドウロ川を渡る船のタクシーがあるので、ポルトへ戻ります(大人片道1人3ユーロ)。ポルトは人口30万人足らずの大きくはない街ですが、世界的に有名な書店があります。レロ・イ・イルマオンという書店で、ハリー・ポッターの世界観に影響を与えたと言われています。実はハリーポッターには興味がなく、一度も観た事がないのですが、すぐ近くにあり観光名所のようなので、行ってみました。日中も通り過ぎたのですが大変な行列ができていたので、夕方になると空いてきていました。
この書店、入場料が大人1人5ユーロ必要です。書店で使える5ユーロのバウチャーが含まれているので、本を買えば実質無料です。観光地化して混むようになったので、この仕組みを導入したのだとか。
入場チケットは、本屋の数軒隣にある土産店で事前に購入する必要があります。案内表示があるので迷わないと思います。チケットカウンターの女性に、大きな荷物は持ち込めないので土産店内にあるロッカーに預けるように教えてもらいました。東洋人は珍しいようで、どこから来たのか聞かれたので、日本からと答えると「素晴らしい国よね。あなた方の国は誇らしいわ。」と言われて、優先入場券を貰えました。この券を見せると、入場待機列をスキップして店内に入れました(ファストパスみたいなものです)。

店内は閉店時間に近づくと空いていきました。書店というよりは建物の内装は美術館のようで、中央の螺旋階段は写真スポットらしく、歩くのがやっとでした。バウチャーで本を買おうと思ったのですが、子供用の本はなく、限りはあるものの英語の本はあったのでポルトの写真本を購入しました。大人2人だったので、バウチャー2枚、計10ユーロが割引されると思っていたのですが、使えるバウチャーは1人1枚でした(注意)。
ファド鑑賞 Ideal Clube de Fado
ファドはポルトガルの民族歌謡です。ポルトガルの首都リスボンにある下町アルファマが本場ですが、夜遅くて子連れでは難しいと考え、ここポルトでは18時から営業しているお店を見つけて、行ってきました。
観客は観光客が多く、イギリスとアメリカ、私たち日本の3組でしたので自己紹介やショーの背景を英語で説明してもらえました。ただ歌詞はポルトガル語なので、ショーが始まると何を歌っているのかは分かりませんでしたw
料金はリスボンで鑑賞するよりはるかにリーズナブルなので、ファドがどんなものか体験するにはお勧めです。
・Ideal Clube de Fado
【料金】
・大人1人12ユーロ
※現在大人1人15ユーロ、子供料金の設定はなかったのですが、3歳以上1人5ユーロとなっています。大人はワンドリンク付き(ポートワイン)。
※Web予約推奨
※座席は先着順です。早く行けば先頭で迫力ある歌声と演奏を鑑賞できます!
夕食 ビファーナの名店コンガ(Conga)
お昼のランチがまだお腹に残っていたので軽く食べようと思い、事前に調べておいたポルトガル料理で有名なレストランCongaへ向かいました。20時近くと遅い時間帯でしたが店内は混んでいました。ここではポルトガルのB級グルメであるビファーナとフランセジーニャを注文。それぞれ2ユーロ強と安いです。
ビファーナはずばり、生姜焼きバーガーでした。日本人にも馴染みのある味で美味しく頂きました。
フランセジーニャは外国人のYoutubeを見て知ったのですが、食べるまで味が想像できませんでした。だって、ポルトを起源とするポルトガル伝統のサンドイッチと言いつつも、パン、ソーセージ、ハム、ローストされた肉の上から、溶けたチーズとトマトソースとビールをかけた物と言われたら、想像できませんよね。
食べた感想は、私たちには口に合わなかったですw 味が濃いのもありましたが、具材の組み合わせた味も何とも言えませんでした。。

ビファーナ 
フランセジーニャ


